当院における前立腺生検について
昨今における検診や啓発活動の普及に伴い、前立腺の要再検と指摘される方が多くみられます。一方、日本人における前立腺癌の罹患数は年間10万人を超え、男性の中で最も多いがんとなっています。
当院では年間100件以上の方に日帰り前立腺生検(組織検査)を施行しています。
当院における前立腺癌診断の流れとして、
・初診時
PSA採血(さらに感度が高いphiやS2,3PSA%を測定する場合もあります)
経直腸的前立腺エコー
IPSS(国際前立腺症状スコア)の聴取
・再診時
MRI検査
尿流量(UFM)・残尿検査
・生検(組織検査)
生検は、肛門より挿入したエコーをガイドとして、MRI所見に準じて通常12か針生検を行います。仙骨硬膜外麻酔にて施行いたしますので、痛みはほぼありません。所要時間は30分程度です。合併症として出血1/1000未満、感染1/100未満、一過性の排尿困難がみられ、処置を要する場合があります。
当院では、当日午前9時すぎ入院、午後検査、夕方退院で対応しておりますので、ご希望の方おりましたら気軽にご相談ください。
院長 荻原雅彦